見守り相談室
地域における要援護者の見守りネットワーク強化事業
近年、少子高齢化の進行や社会経済情勢の変化、地域におけるつながりの希薄化などを背景に、いわゆる「孤立死」に代表されるような社会的孤立など地域における課題は複雑化・多様化・深刻化しています。
東成区においては、このような課題認識のもと、普段からの見守りにつながるような活動を展開してきました。平成27年4月からは、さらに強化していくために、「地域における要援護者の見守りネットワーク強化事業」がはじまりました。
地域で生活する要援護者が抱える課題の解決を図り、安心して暮らしていただけるよう、「見守り相談室」を区社会福祉協議会に設置し、次の3つの機能を持つ事業に取り組んでいきます。
平成30年度 中本地域・深江地域で声かけ訓練を実施しました。
中本地域 声掛け体験
平成30年6月7日(木)「中本地域 みんなでつながる“声掛け体験”」実施しました!! 6日に近畿地方で梅雨入りが発表され、どうなるかと心配していましたが、当日は見事な晴天のもと実施することができました!!
この声掛け体験は、中本地域の方から、「見守りメールの配信で捜索に出掛けた時、気になる人を見かけたが、なかなか声を掛けることができなかった。」という体験をされたのがきっかけで実施されました。
当日は、当事者役として、東成育成園・おとしより110・北部地域包括支援センター・中本地域の方にご協力いただき、またスタッフとして、東成警察、今里コープケアプランセンター・フォレストケアプランセンター・ケア110の職員の方にも協力していただきました!
当事者役の方々の演技はとてもリアリティがあり、「訓練とは分かっているけど、なかなか声を掛けることができなかった」と皆さん口を揃えておっしゃっていました。実際の場面になると、さらに難しいと思います。
振り返りでは、「男性に声を掛けるのは難しい」、「返事が返ってこないときはどうすればいいか分からない」、「所持品を確認するまで考えが向かなかった」など、たくさんの意見がでました! なかなか経験することはないかもしれませんが、一度体験すること、続けていくことは大切なことだと感じました。 (Face bookより)
深江地域声かけ訓練を実施しました。
平成30年10月10日(水)深江地域で声かけ訓練が実施しました。
打ち合わせを重ね、当日は近隣の介護事業所や東成警察の協力もありました。
雨が降る、あいにくの天気でしたが、各グループ深江地域のチェックポイントをまわりながら対象者の方へ声をかける訓練が始まりました。
後半のグループワークでは実際に声をかけてみてどうだったか?また声をかけられた方の気持ちを出し合い共有。
「今日の様な訓練を活かして、地域の中で広めていきたい。」「気楽に声を掛け合う人々の街になって欲しい。」との意見がありました。
スローガンの“深江のきずなを深めよう 深江の親切隊!”のように地域の方々も改めて深江地域で気になる方がいた時には地域で見守っていこうという気持ちが強くなった訓練になりました。
地域と協働した活動もしています。
地域で活躍するボランティアのみなさんや、地域福祉活動サポーターと友愛訪問に同行し、訪問先で困りごとがないかお聞きしています。
もしも・・・・行方不明になったら
認知症の高齢者の方など、行方不明となっていることが増えています。
道に迷うようになった、家に帰れないなどがある方、そのようなことがおこるかもしれないと不安のある方は、事前に見守りメールの登録をしてください。早期発見に向けて、協力者にメール・FAXの配信をします。
利用者登録受付中
- PDFをダウンロード(PDF:999kB)
利用者登録書
- PDFをダウンロード(PDF:111kB)
新たな生活支援事業
支援している方が、「今日食べる食事がない。」や、「就職しようと思うが、面接時のスーツ等の準備でできない。」等で困っている場合に、ご相談ください。
詳細は、下記まで。
共同募金配分金事業
http://www.higashinarikushakyo.jp/community_chest/ へ
お問い合わせ先
見守り相談室
- TEL :06-6977-7035(直通)